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【政治】

衆院質問時間「5対5」 自民「2対8」変更提案へ

 自民党は九日、衆院での与野党の質問時間割合に関し、「二対八」としてきた慣例を見直して「五対五」へ改めるよう野党に提案する方針を固めた。自民党幹部が明らかにした。野党は今国会の審議で加計(かけ)学園問題を追及する構えで、「加計隠し」(幹部)などと反発を強めるのは必至だ。

 近く衆院の各委員会などで正式に示す。加計学園の獣医学部新設問題が審議される文部科学委員会が最初の攻防の場となりそうだ。

 自民党は当初、議席数に応じて七割近くを与党に割り振るよう求める案を検討したが、「少数野党が質問できなくなり、国民の批判を招きかねない」(幹部)として要求を下げた。

 衆院予算委員会は通常一日七時間。与党の質問時間は、先の通常国会では約一時間二十分だったが、「五対五」にした場合、約三時間半にまで増加する。一方、約五時間四十分あった野党の質問時間は二時間以上削減される計算になる。

 ただ政府の予算案や法案は国会提出前に与党が事前審査しており、野党に多くの時間を配分することが慣例となっていた経緯もあるため、与党内にも野党に配慮すべきだとの声がある。

 このため、一律に「五対五」にするのではなく、(1)法案審議(2)政府の基本姿勢をただす審議−の二つに分け、それぞれ別の質問時間割合を示す可能性もある。

 

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