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【政治】

国籍選択 初の3000件超 政治家「二重」問題影響か

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 日本と外国の二重国籍の人が、日本の国籍を選ぶ「国籍選択」の二〇一六年度の届け出数は、一五年度から五百件以上増え、初めて三千件を超えたことが、法務省への取材で分かった。

 増加数は過去五年間で最も多い。法務省は理由を分析していないが、一六年は政治家の二重国籍問題が注目を集めた。同省は問題を機に、ホームページなどで国籍選択手続きの周知を進めており、「問題もあって制度が広く認知されたからではないか」としている。

 国籍法は、複数の国籍を持った時点で二十歳未満の場合は二十二歳になるまでに、二十歳以上の場合はそこから二年以内に、一つの国籍を選ばなければならないと規定している。罰則はない。

 日本国籍を選ぶには(1)日本国籍を選択した上で外国籍を離脱する努力をする(2)外国籍の喪失届を出す−のいずれかの手続きが必要となる。

 法務省によると、〇六年度の国籍選択届け出数は千五百七十件。その後はおおむね増加傾向で、一六年度は三千三百六十八件で二倍以上となった。外国籍喪失届も〇六年度は二十一件だったが、一六年度は百五十件となった。

 二重国籍を巡っては一六年、蓮舫・元民進党代表に台湾籍が残っていたことが発覚したほか、自民党の小野田紀美参院議員も米国籍との二重状態が判明した。

 

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