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【政治】

首相「観閲式 米軍B2参加調整した」 衆参代表質問

 衆参両院の本会議は二十一日、安倍晋三首相の所信表明演説に対する各党代表質問を行った。首相は、十月下旬に航空自衛隊百里基地(茨城県)で予定されていた航空観閲式に、核兵器を搭載可能な米軍ステルス戦略爆撃機B2が参加する方向で調整していたことを明らかにした。観閲式は悪天候で中止になった。 

 衆院会派「無所属の会」の岡田克也代表が「B2に核兵器が搭載されているか否か、米政府は決して明らかにしないはずだ」と指摘。核兵器を持ち込ませないとする非核三原則に基づき、B2の日本飛来を認めるべきでないと訴えた。

 首相は「米側に航空ショーで上空飛行を行う航空機は武装していないと確認している」と説明。非核三原則については「見直すことは全く考えていない」と明言した。

 共産党の志位和夫委員長は、森友、加計(かけ)学園問題で行政手続きがゆがめられたと批判。首相は森友学園が国有地を格安で取得した問題で「国民から疑念の目を向けられたとしても、もっともだと思う」と語った。「国会で丁寧な説明を積み重ねてきた」と強調した。

 加計学園の獣医学部新設が認可されたことに、首相は「節目節目で関係大臣の間に異論がないことを確認し、合意の上で適正に進められた」と語った。午前の参院本会議では、自衛隊の存在を明記する首相の改憲案に、民進党の大塚耕平代表が「何が変わるのか」と質問した。首相は「(自衛隊は違憲との)議論が行われる余地をなくす」と狙いを説明。「自衛隊の任務や権限に変更が生じることはない」と話した。 (清水俊介)

 

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