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【政治】

巡航ミサイル 導入予算要求 防衛相表明

 小野寺五典防衛相は八日午前の記者会見で、離島防衛や北朝鮮の弾道ミサイル対策などを念頭に、航空自衛隊の戦闘機に搭載して、地上の目標や海上の艦船を狙える長距離巡航ミサイルを導入するため、二〇一八年度予算案に関連経費を追加要求すると発表した。

 小野寺氏は導入の理由について、北朝鮮の弾道ミサイル発射を常時警戒するイージス艦の防護を挙げ「敵の射程圏外から(巡航ミサイルを発射して)イージス艦を守る上でも導入は不可欠だ」と説明した。

 日本に弾道ミサイルが飛来する前に、相手の発射拠点を破壊する「敵基地攻撃能力」の保有に関しては、「あくまでわが国防衛のためで、敵基地攻撃を目的としたものではない」と否定した。

 予算要求する巡航ミサイルは三種類。取得費を盛り込むのは、ノルウェーが開発している「JSM(ジョイント・ストライク・ミサイル)」。射程は五百キロで、艦船と地上目標を攻撃でき、空自が本年度末から導入する最新鋭ステルス戦闘機F35に搭載する。

 調査費を要求するのは、二種類の米国製ミサイル「JASSM(ジャズム)」と「LRASM(ロラズム)」で、射程はいずれも九百キロ。空自戦闘機F15への装着に向けた調査を行う。

 小野寺氏は今年八月の一八年度予算の概算要求に、これらのミサイルを盛り込まなかった理由を、調達先の米国などとの調整に時間がかかったためと説明した。

 

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