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【政治】

「治療薬開発まで諦めない」 「せりか基金」の黒川代表に聞く

せりか基金への思いを語る黒川久里子代表=東京都渋谷区で

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 漫画「宇宙兄弟」で筋萎縮性側索硬化症(ALS)に効く薬の開発を目指すヒロイン伊東せりかにちなんだ「せりか基金」。なぜ、作品の中だけでなく実際に薬の開発を目指すのか。代表の黒川久里子(くりす)さんに聞いた。 (聞き手・城島建治)

 −基金設立のきっかけは。

 「宇宙兄弟でALSの症状を正確に描写するため、何度も患者さんたちを取材した。患者さんを取り巻く現状、つまり、次第に身体を動かせなくなるのに、治療薬がない現実を知り、何かできることはないか考えた」

 −患者との交流で気づかされたことは。

 「患者さんは多くの困難に負けず、いろいろなことにチャレンジしている。その生きる姿勢にすごいな、と思うことが多い」

 −基金には多くの善意が寄せられている。

 「治療薬の開発を目指すせりかのひたむきさが、多くの読者の共感を得ていることが大きい。『宇宙兄弟でALSを初めて知った。自分にできることをしたい』『作品の中だけでなく、現実の世界でもALSの治療薬が見つかってほしい』。そんな多くの声が寄せられている」

 −取り組みは始まったばかりだ。

 「はい。せりかのように治療薬の開発に成功するまで諦めることはできない」

 

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