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【政治】

辞任の元参与、経歴訂正 「UCLA医学部卒誤り」

 経済産業省と内閣府でサイバーセキュリティーについて助言する「参与」の職を辞任していたことが分かった斎藤ウィリアム浩幸氏は二十二日、自身のホームページで、公表していた「米カリフォルニア大学ロサンゼルス校医学部卒」などの経歴が「誤りだった」と訂正した。

 斎藤氏はサイバーセキュリティーに関し詳しいとされた。しかし関係者の間では知られていないとし、起用を疑問視する指摘があった。斎藤氏は内閣府に十二月十三日付で、経産省には同十五日付で、それぞれ辞表を提出。理由は「一身上の都合」だった。今年六月からは日本航空が新設した「デジタルイノベーション推進部」の非常勤執行役員も務めていたが「今回の件で迷惑を掛けた」とし、二十二日付で辞任した。

 これらの職に就く際に提出した経歴書で斎藤氏は「カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)医学部卒」と記載した。しかし斎藤氏はホームページで「UCLA医学部を卒業し医師免許を取得した事実はない。訂正しおわびします」と謝罪。「医師の道を中途で断念したエピソードを披露することを繰り返すうち事実と異なる経歴を語ってしまった」と釈明した。

 斎藤氏は経産省の参与に一六年十月に就き、サイバーセキュリティーを主題にした国際会議の登壇者の人選などを補助。内閣府参与には一三年十二月に就いた。いずれも非常勤で月一回ほど登庁し、二万円強の日当(交通費別)を受け取っていた。 (伊藤弘喜)

 

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