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【政治】

走って守ろう「パトラン」 東京・神奈川など26都道府県

夜間に「パトラン」するメンバー=11月、東京都新宿区で

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 走って地域の安全を守ろう−。下校時間や夜間に数人のグループで見回りをしながらランニングし、街頭犯罪の抑制を図る「パトラン」が広がりを見せている。普及を呼び掛けているNPO法人「改革プロジェクト」(福岡県宗像市)によると、十二月時点で東京、神奈川など二十六都道府県の約九百人が活動している。

 パトランはパトロール・ランニングの略。二〇一三年に宗像市で改革プロジェクトのメンバーが始めた。子どもの下校時間の午後三〜五時や、女性の帰宅が多い午後八〜十一時を中心に三十分程度、通学路、駅周辺などを走る。すれ違う人に声をかけ、異変に目を光らせる。不審者や交通事故、火事を発見すれば、警察や消防に通報。街路灯が切れていたり、道路が傷んでいたりした場合は、行政に連絡する。

 活動はインターネットや口コミで広がった。改革プロジェクトは、参加者に氏名を登録し、ランニング時にはロゴ入りの赤いTシャツを着てもらうよう要請している。三十〜四十代が多く、女性が四割を占めるという。

 代表理事の立花祐平さん(32)は、パトランをきっかけに参加者が地域活動の担い手になる効果もあると指摘。「東京五輪・パラリンピックまでに全ての都道府県で定着させ、安全な社会を世界に発信したい」と話している。

 

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