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【政治】

民進・希望 統一会派は白紙 両党に分裂の懸念残る

希望の党両院議員懇談会で発言する玉木代表=17日、衆院第1議員会館で

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民進党両院議員総会であいさつする大塚代表=17日、東京・永田町の党本部で

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 民進党と希望の党が執行部間で合意していた統一会派の結成は十七日、民進が党内で了承を得られず、希望も交渉打ち切りを決めたため、白紙に戻った。両党は衆参両院で野党第一会派を目指したが実現せず、ともに党分裂の懸念だけが残った。

 民進執行部は、同日の両院議員総会で了承を目指したが、衆院会派「無所属の会」の議員の多くが反対。参院側でも杉尾秀哉、真山勇一両氏が離党届提出の構えを見せた。希望との統一会派を先行させれば、立憲民主党との連携が困難になるとの指摘が出た。

 民進内では、統一会派の合意文書にも、安全保障関連法について「違憲と指摘される部分を削除することを含め必要な見直し」をするとした文言に「あいまいだ」と不満が出ていた。

 執行部は総会での了承取り付けを断念。今後は立民を含めた三党での統一会派を目指すことを確認した。民進の大塚耕平代表は総会後、「衆院選のしこりが相当根深いことが赤裸々になった。今回は難しかった」と記者団に語った。

 民進は参院での野党第一会派を維持しているが、今後も希望との連携を優先すれば、参院議員らの「離党ドミノ」が起きかねない。

 希望は十七日、民進の結論を受け、緊急役員会と両院議員懇談会で交渉終了を確認した。玉木雄一郎代表は統一会派に反対する議員が五人以上いる場合は「分党」を提案する考えだったが、統一会派の見送りに伴い、提案もなくなった。

 希望内では、細野豪志衆院議員ら結党メンバーと大串博志衆院議員ら民進出身議員との亀裂が深まっている。玉木氏は安全保障や憲法の考え方について「政策、理念の差を放置できない」と指摘。分党論はいずれ再浮上する可能性が高い。(山口哲人、我那覇圭)

 

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