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【政治】

首相「平昌開会式に出席」 韓国大統領と会談へ

 安倍晋三首相は二十四日午前、韓国で二月九日に行われる平昌(ピョンチャン)冬季五輪開会式について「事情が許せば出席したい」と明らかにした。官邸で記者団に語った。首相は訪韓の際に文在寅(ムンジェイン)大統領と会談し、慰安婦問題を巡る日韓合意での日本の立場を説明、核・ミサイル開発を進める北朝鮮問題での連携強化の必要性を確認したい考えを強調した。

 首相は「二〇二〇年には東京五輪がある。同じアジアで開催される平昌五輪の開会式に行き、(日本の)選手団を激励したい」と話した。

 慰安婦問題を巡る一五年の日韓合意について、韓国政府は「合意では問題解決できない」として、日本側に自発的な謝罪を求める「新方針」を発表。最終的、不可逆的に解決したとの立場を取る日本政府は「受け入れられない」と反発し、平昌五輪出席への慎重論があった。最終的にスポーツと歴史問題とを切り離して開会式に出席し、首脳会談で直接、日本の立場を伝えるのが効果的と判断した。

 与党幹部からも出席を期待する声が高まっていた。

 首脳会談では、平昌五輪を巡る南北間対話を歓迎する一方で、安全保障分野は切り離し、核・ミサイル問題での制裁の完全履行など圧力強化の重要性を強調する見込みだ。

 首相の開会式出席について、文氏が首相との電話協議などで要請。首相は国会日程を踏まえて決めるとして、回答を留保していた。

 首相は一二年の第二次政権発足以来、一四年のロシア・ソチ冬季五輪の開会式、一六年のブラジル・リオデジャネイロ夏季五輪の閉会式に出席している。

◆韓国側は「歓迎」

 【ソウル=境田未緒】韓国大統領府は二十四日、安倍晋三首相が平昌五輪の開会式に参加するための協議の要請が日本からあったと明らかにした。大統領府高官は「日本側が訪韓計画を公式表明したことを歓迎する。訪韓の成功のため緊密に協力していく」と述べた。

 

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