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【政治】

不適切やじ 首相「襟を正すべき」 衆院予算委始まる

 衆院予算委員会は二十九日午前、安倍晋三首相と全閣僚が出席して二〇一七年度補正予算案の基本的質疑を行った。

 首相は、松本文明内閣府副大臣(自民党)が沖縄県の米軍ヘリコプター不時着を巡る不適切なやじで辞任した問題について「政治家は発言に責任を持ち、信頼を得られるよう襟を正すべきだ。気を引き締めて取り組む」と指摘。一方で、同県名護市での米軍新基地建設を進める考えも強調した。

 予算委では、福井照氏(同)が「(やじは)残念でならない」、沖縄を地盤とする国場幸之助氏(同)も「大変遺憾。県民の心を深く傷つけた」と相次いで批判した。国場氏は「米軍に対し、再発防止を本気で伝えているのか。弱腰ではないか」とも話し、政府の姿勢をただした。

 新基地建設を争点とした同県名護市長選が、二月四日に投開票されることも踏まえた質問とみられる。

 これに対して首相は「訓練の再開が早いと沖縄県民が思うのは当然だ。県民の気持ちをハイレベルで(米側に)伝えていきたい」と答弁。一方、新基地建設に関し「日米合意を着実に実現しないと、真の負担軽減にならない」とも話した。

 小野寺五典防衛相は、米軍機の飛行の安全性に関し「(米側の説明を)そのまま受け取るわけにはいかない」として、防衛省として安全性を確認する意向を示した。

 二十九日午後は長妻昭代表代行(立憲民主党)らが森友・加計学園問題などについて首相らを追及する。

 今回の予算委で、与野党の質問時間は「一対二」の割合で配分される。与党は「五対五」を主張したが、野党は慣例に沿って「二対八」を求め、折り合った。

 

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