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【政治】

確定申告直前 国税職員「気が重い」 やまぬ佐川長官批判にため息

2017年3月、参院予算委で答弁する財務省の佐川宣寿理財局長(当時)=小平哲章撮影

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 確定申告のスタートを二月十六日に控え、国税関係者が佐川宣寿(のぶひさ)国税庁長官(60)に対する世論の反感に気をもんでいる。森友学園問題で財務省担当局長として「資料は破棄し、面会記録はない」と国会で答弁。今も批判が弱まる兆しはなく、国税職員からは「長官に不満があっても納税は避けられないが、申告をお願いする立場としては気が重い」との声が漏れる。

 佐川氏は昨年七月、国税庁長官に就任したが、一度も記者会見に応じていない。麻生太郎副総理兼財務相は二十九日の衆院予算委員会で「国税庁所管以外に関心が集まっていたから実施しないと決めた」と述べ、会見拒否の裏に森友問題を巡る追及を避ける狙いがあったことを事実上認めた。

 ある国税OBの税理士は、麻生氏の発言について「かえって佐川氏への疑念を深めかねない。国民の理解を得るには逆効果だろう」とみる。

 長官就任は森友学園で国民からの批判を引き受けた「論功行賞」との見方もあり、国税庁には辞任を求める署名が提出されたり、霞が関の庁舎前では市民団体が抗議したりしている。

 

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