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【政治】

野党「裁量労働拡大、撤回を」 厚労相、法案提出方針譲らず

 安倍晋三首相が裁量労働制で働く人の労働時間についての国会答弁を撤回した問題を巡り、加藤勝信厚生労働相は十六日の記者会見で、今国会に提出する予定の「働き方」関連法案から裁量労働制の拡大を撤回しない考えを示した。野党は裁量労働制が長時間労働につながらないとする政府の根拠がなくなったとして、撤回要求を強めている。

 加藤氏は会見で「働き方」関連法案について「労働政策審議会でさまざまな視点から議論され、『おおむね妥当』という判断だった。法案要綱に沿って提出すべく準備している」と述べ、裁量労働制の拡大を盛り込んだ労働基準法改正案など八本の改正案を一括法案として国会に提出する方針を改めて示した。

 一方、立憲民主や希望など野党六党は十六日、国会内で会合を開き、過労死で家族を亡くした遺族らから裁量労働制の問題点などを聞き取った。立憲民主の長妻昭代表代行は記者団に「裁量労働制の拡大は削除してもらわないと前に進めない」と話した。

 厚労省は十九日に問題となった「二〇一三年度労働時間等総合実態調査」のデータを精査した結果を国会に報告する。 (木谷孝洋)

 

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