東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 政治 > 紙面から > 2月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【政治】

退位儀式 国事行為で実施 「おことば」を表明へ

写真

 政府は二十日、天皇陛下の退位に伴う儀式の在り方を検討する式典準備委員会の第二回会合を首相官邸で開き、陛下が最後の「おことば」を述べる「退位礼正殿の儀」を憲法が定める国事行為として、退位日の二〇一九年四月三十日に行うことを決めた。秋篠宮さまが皇位継承順位一位の「皇嗣(こうし)」になることを内外に示す式典の「立皇嗣の礼」も国事行為として翌二〇年に行う。

 政府はすでに、即位に関連する行事については、一九八九年に即位した陛下の事例を踏襲することを決めており、「即位後朝見の儀」など五つの儀式が国事行為として行われる。二十日の準備委では、即位関連行事のうち、神道色が濃い「大嘗祭(だいじょうさい)」は皇室の行事として行うことを改めて確認した。

 菅義偉(すがよしひで)官房長官は二十日の記者会見で「平成の大嘗祭に先立ち、有識者の意見も十分に聴取し、政府の見解を取りまとめた。訴訟も提起され、司法の場で政府の立場が肯定されたことも確認した」と説明した。

 政府は一連の儀式の位置付けや日程などを盛り込んだ基本方針を三月中旬にも取りまとめる。

 「退位礼正殿の儀」は首相ら三権の長など国民の代表が出席。首相が退位特例法に基づく退位であることと、陛下への感謝を述べ、陛下が国民に最後の「おことば」を述べる。二十日の準備委では、陛下の在位三十年記念式典を、内閣の行事として来年二月二十四日に東京・国立劇場で行うことも決めた。 (清水俊介)

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報