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【政治】

厚労省、調査原票一部公開 労働時間以外黒塗り

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 裁量労働制に関する調査に不適切なデータ処理が見つかった問題で、厚生労働省は二十三日、衆院予算委員会の理事会に、同省地下の倉庫で見つかった調査原票のコピーの一部を提出した。三事業者分で計三十六枚あり、ほとんどが黒塗りの状態。今回、問題となっている労働時間の欄は黒塗りにせず、そのまま公開した。

 また野党五党の国会議員約十人は同日、原票が見つかった厚労省内の地下倉庫などを視察。原票が入っていた段ボール箱三十二箱や、見つかった状況を確認した。視察後、希望の党の山井和則氏は「段ボールを開ければ一目で原票だと分かる。地下室で隠していたのではないか」と語った。

 原票について、加藤勝信厚労相は十四日の国会答弁で「なくなった」と説明していたが、後日、地下倉庫で見つかったとして陳謝。安倍晋三首相は二十二日の衆院予算委で「原票と打ち込んだデータを突き合わせ、精査しなければいけない」と、全データの精査を指示している。

 予算委理事会に提出した原票は、地下倉庫にあった段ボール箱三十二箱の資料の中から、職員が無作為で取り出した。一般労働者の残業時間、裁量制で働く人の労働時間のほか、労働者数や労働組合の有無などが記載されていた。

 

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