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【政治】

若手保育士の給与増容易に 厚労省が要件緩和

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 厚生労働省は二十七日、若手保育士らの給与を上げやすくするため、処遇改善の要件を緩和する方針を決めた。現在は三年以上の経験を積んだ保育士の給与に月五千円を上乗せしているが、対象人数は一施設当たり三人まで。これを三人以上に増やすほか、中堅保育士向けの加算分を若手に配分できるようにする。待機児童解消に向けた保育士の確保が狙いで、昨年四月にさかのぼって適用する。近く自治体に通知する。

 政府は昨年四月から、キャリアに応じた保育士の処遇改善を実施。経験年数が七年以上の中堅は給与に月四万円を、三年以上の若手は月五千円を上乗せした。

 しかし一施設当たりの人数は、若手が「三人まで」、中堅が「五人以上」との要件が付けられており、若手が多かったり、中堅が少なかったりする保育所では、十分な処遇改善ができないとの不満が出ていた。このため若手は「三人以上」に増やすほか、中堅は「二人以上」と要件を緩和する。

 また若手の保育士が中堅の給与レベルに到達するには、七年以上働く必要がある。それまでに退職してしまうケースも少なくないため、保育所の判断で、中堅向けの上乗せ分の一部を若手に回せるようにする。

 

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