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【政治】

予算案が衆院通過 総額過去最大 年度内成立へ

衆院本会議で2018年度予算案が可決され、議場出口へ向かう安倍首相=28日、国会で

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 一般会計総額が九十七兆七千百二十八億円と過去最大の二〇一八年度予算案は二十八日夜の衆院本会議で、与党の賛成多数で可決、衆院を通過した。憲法の衆院優越規定により年度内成立が確定。安倍晋三首相は、今国会の目玉法案に位置付ける働き方改革関連法案の国会提出と成立を目指す。野党は、裁量制の不適切データ問題は解消していないとして、参院審議でも安倍政権を追及する構えだ。

 予算案の二月中の衆院可決は、戦後二位タイの早さだった昨年に次ぐスピード。裁量制を巡り野党が強く反発する中、政府、与党は採決方針を押し通した。参院は予算委員会で三月一、二両日に首相と全閣僚が出席する基本的質疑を行う。

 首相は一日未明、予算案が衆院を通過したことについて「予算の早期成立こそが最大の景気対策だ。一日も早い成立を期して取り組んでいく」と官邸で記者団に述べた。

 野党は、政府に働き方改革関連法案の国会提出断念を迫るほか、学校法人「森友学園」への国有地売却問題を引き続き取り上げ、安倍政権への追及を強めていく。

 予算案は、衆院本会議に先立ち開かれた予算委で、与党の賛成多数で可決され、緊急上程。衆院本会議では予算案採決の前に、野党が提出した河村建夫予算委員長の解任決議案を採決し、与党などの反対多数で否決された。予算案の組み替え動議も否決された。

 予算案では、高齢化で膨らむ社会保障費が三十二兆九千七百三十二億円と過去最大。核開発を続ける北朝鮮の脅威を踏まえ、防衛費も過去最大の五兆一千九百十一億円を計上した。

 衆院本会議では、予算関連の税制改正法案も与党の賛成多数で可決、衆院を通過した。

 

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