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【政治】

「森友」引責辞任 佐川氏「決裁文書で責任感じた」

 国税庁長官を辞任した佐川宣寿氏の一問一答は次の通り。

 「国会対応に丁寧さを欠き審議に混乱を招いたこと、行政文書の管理にさまざまな指摘を受けたこと、決裁文書の国会提出時の担当局長であったことを踏まえ、長官の職を辞したいとお伝えした。今回処分を受けたこと、確定申告期間中に辞職となったことにおわび申し上げる」

 −今日辞任を決めた理由は。

 「決裁文書の話が国会で大きな議論となり、文書提出時の担当局長だった責任を感じた」

 −決裁文書の書き換えを指示したのか。

 「大阪地検の捜査を受けており、コメントは差し控えたい」

 −近畿財務局の職員が自殺したことについて。

 「残念だし、ご冥福をお祈りしたい。ニュースで初めて知った」

 −証人喚問には応じるか。

 「国会がお決めになることで私から申し上げることは差し控える」

 −国会で虚偽答弁をしたという認識はあるか。

 「批判は承知しているが、今の理財局長が答弁していることに尽きる」

 −税務調査に影響が出ているのではないか。

 「大きな混乱という報告はなく、そういう認識はない。今回の確定申告は混乱もなく進んでいるということで、安心している」

 −懲戒処分に納得しているか。

 「財務相のご判断。厳粛に受け止める」

◆麻生氏「任期途中の辞任は残念」

 麻生太郎財務相の記者会見での一問一答は次の通り。

 「佐川宣寿国税庁長官から退職の申し出があり、本日付で退職させた。行政の信頼を損なったことを踏まえ減給20%三カ月分の懲戒処分をした。捜査や調査の結果次第でさらに重い処分もあり得る。書き換えたとされる文書の有無は来週早々に示せるようにさせたい」

 −佐川氏の辞任をどう思うか。

 「有能で理財局長の時代を含めきちんと対応してきた。任期途中で辞めることは残念だ」

 −近畿財務局の職員が自殺した。

 「大変残念で悲しい話だ。佐川氏の辞任とつながったかは分からない」

 −佐川氏の長官就任を「適材適所」と説明していた。

 「適材適所だと思っているが、本人が辞めるとなると事情が違う。本人の状況も理解してやらないといけない」

 −財務相の進退は。

 「今、特に考えているわけではない」

 −佐川氏を評価しながら処分する理由は。

 「役所の資料の信頼を損ね、騒ぎが大きくなった。佐川氏一人の責任にするのはいかがなものかと思うが、本人が責任を取りたいと申し出た」

 −財務相自身の謝罪や反省は。

 「混乱を招く結果になったことは申し訳なかった」

 

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