東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 政治 > 紙面から > 4月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【政治】

東京労働局長の処分検討 「是正勧告」発言 きょう集中審議

 加藤勝信厚生労働相は三日の記者会見で、報道機関に対し「何なら皆さんの会社に行って是正勧告してもいい」と発言した東京労働局の勝田智明局長について「誠に遺憾だ。厳正に対処する」と述べ、処分を検討する考えを示した。衆院厚労委員会は四日午後に集中審議を実施する。

 加藤氏は「通常の不適切な発言というよりは監督指導の任に当たる局長という立場の発言として甚だ不適切」と強調した。

 野党は発言の経緯や真意を追及する。勝田局長の厚労委への出席や発言録の提出も求めた。

 勝田局長は三月三十日の記者会見で「マスコミ関係でも(是正勧告を)受けている会社はいくらでもある」とも述べた。今月二日、報道陣の取材に謝罪し発言を撤回すると表明したが「職責を誠実に果たしていく」と辞任を否定した。

 東京労働局は昨年十二月、大手不動産の野村不動産で裁量労働制の違法適用があったとして「特別指導」を実施し、勝田局長は同月の会見で公表した。だが後に同社で過労自殺があり、特別指導のきっかけになったとみられることが今年三月に判明した。労働局は過労自殺の有無を明らかにしていなかったため、野党は「特別指導の運用が恣意(しい)的だ」と問題視。三月三十日の会見では、記者から特別指導の経緯について質問が相次いでいた。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報