東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 政治 > 紙面から > 4月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【政治】

希望・民進 来月にも新党 党首会談で協議入り合意

会談を終え、記者会見する希望の党の玉木代表(左)と民進党の大塚代表=9日午後、国会で

写真

 希望の党の玉木雄一郎、民進党の大塚耕平両代表は九日、国会内で会談し、旧民進勢力による新党結成に向けた協議開始で合意した。五月上旬にも結党する考えだ。両党は双方の役員で構成する新党協議会を設置し、国会内で九日夜、初会合を開いた。新党の綱領や規約などを巡り検討を進める。単純計算すると、両党が合流すれば衆参両院で野党第一会派を占めるが、両党内には否定的な議員も多く、新党の規模は見通せていない。

 会談後、玉木氏は「政権を担える野党の中核をつくる思いで、大塚氏と新しい党を立ち上げる」と記者団に強調した。大塚氏は「志を同じくする仲間が集まる新しい党だ。できる限り早期に結論を得たい」と話した。

 両党は、来春の統一地方選や来夏の参院選を見据え、統一選の一年前となる四月中にも方向性を打ち出そうと水面下の調整を進めていた。支援組織の連合も、二十八日に主催するメーデー中央大会後に選挙準備を加速し、新党名を浸透させたい意向を両党に伝達していた。

 衆参両院の会派勢力で見ると、希望は衆院五十一、参院三。民進は衆院十四(無所属の会)、参院四十二で、単純に足せば衆院六十五、参院四十五の規模となり、立憲民主党会派(衆院五十四、参院六)を上回る。

 ただ希望では細野豪志元環境相が新党への不参加を表明。松沢成文参院議員団代表は、中山成彬元国土交通相らと「分党」を図る方針で、分裂必至の情勢だ。民進も岡田克也常任顧問が新党参加への意思を明確にしていないほか、杉尾秀哉参院議員ら立民への入党を検討中の議員がいる。

 玉木氏は「できるだけ多くの仲間をまとめたい」と主張し、大塚氏は「全員で新党に参加していただくことを最後まで目指したい」と語った。

 会談に先立ち、希望は両院議員懇談会を開催し、分党や新党結成の協議入りについて了承を得た。反対は一部議員にとどまった。

写真
 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報