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【政治】

自民 柳瀬氏証人喚問に応じず 参考人提案に野党反発

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 学校法人「加計学園」の獣医学部新設を巡り、愛媛県の文書で当時首相秘書官として関与が指摘された柳瀬唯夫経済産業審議官の国会招致について、自民党の森山裕国対委員長は十六日、立憲民主党の辻元清美国対委員長と国会内で会い、野党が求める証人喚問に応じない考えを伝えた。辻元氏は「偽証罪の適用がある証人喚問でなければ真相解明につながらない」と、再考を求めた。

 森山氏は、二十三日に衆参両院で予算委員会集中審議を行い、柳瀬氏のほか、内閣府地方創生推進室次長だった藤原豊氏、加戸守行前愛媛県知事、政府の国家戦略特区ワーキンググループ座長の八田達夫・大阪大名誉教授の計四人を、参考人として招致することを提案した。

 辻元氏は「国民の疑念が深まっていることに対する危機感が薄い」と反発。あくまで柳瀬氏の証人喚問を優先するよう求めた。与野党は、十七日以降も協議を続ける。

 証人喚問では、虚偽の答弁をした場合、答弁者は議院証言法により、偽証罪に問われる。一方で、参考人招致の場合は国会の答弁で罰せられることはない。

 柳瀬氏は、昨年七月に参考人として国会に出席し、二〇一五年四月に愛媛県関係者らと首相官邸で面会しことについて「記憶の限りでは会ってない」と否定。今月、柳瀬氏が面会で「首相案件」などと語ったとされる同県文書の存在が判明した後も、同じ内容のコメントを出している。

 柳瀬氏は十六日、国会招致を求められた場合、「当然、国会の判断に従う」と応じる考えを示した。経産省内で記者団の取材に答えた。(中根政人)

 

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