東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 政治 > 紙面から > 4月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【政治】

3佐暴言 統幕長も謝罪 懲戒処分を視野に調査

 防衛省統合幕僚監部の三等空佐が、民進党の小西洋之参院議員に暴言を吐いた問題で、小野寺五典(いつのり)防衛相は十九日の参院外交防衛委員会で「あらためておわび申し上げる」と謝罪。河野克俊統幕長も同日の会見で謝罪した上で、三佐について「懲戒処分までいく可能性が十分にある」と述べ、自衛隊法で定める「品位を保つ義務」に違反するとの認識を示した。

 小野寺氏は、十七日に三佐の言動を「思うことはあるだろう」と発言したが、この日の外防委では「擁護するつもりはない」と釈明。「不適切な発言は認められない」と述べ、厳しく対応する考えを述べた。

 河野統幕長はこれを受けた会見で「いかなる理由があろうとも国会議員に暴言を吐くことは許されない」と言明。

 自衛隊法五八条で「隊員は常に品位を重んじ、隊員としての信用を傷つけ、自衛隊の威信を損する行為をしてはならない」と規定していることを踏まえ、処分について「調査し、できるだけ早く出したい」と述べた。

 ただ処分に該当する具体的な発言については、「暴言と受け止められる発言があったのは事実だが、両方の言い分がある。慎重に調べている」とし、食い違いの可能性を示唆。三佐は小西氏に「国民の敵」と発言したとされるが、河野氏は「調査中」と繰り返した。

 暴言が、戦前に青年将校が暴走した二・二六事件や五・一五事件を想起させるとの批判には「厳粛に受け止めなくてはいけない。戦前と違い、こういう事態は自衛隊、組織として絶対に許さない」と釈明した。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報