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【政治】

次官セクハラ疑惑 野党麻生氏辞任要求 与党からも責任言及

 セクハラ疑惑による福田淳一財務次官の辞任表明を受け、野党は十九日、麻生太郎副総理兼財務相の辞任を求め、国会審議の日程協議を拒否するなど態度を硬化させた。与党からも麻生氏の政治責任に言及する声が出た。 (山口哲人、清水俊介)

 立憲民主党の福山哲郎幹事長は、野党六党を代表して自民党の二階俊博幹事長と会談し、麻生氏の辞任や加計(かけ)学園問題を巡る柳瀬唯夫(ただお)元首相秘書官の証人喚問など四項目を要求した。自民党は基本的に応じられないとの考えを伝えた。野党側は反発し、同日の六野党幹事長・書記局長会談で今後の国会審議の日程協議に応じない方針を確認した。

 立民の辻元清美国対委員長は党会合で、安倍晋三首相がセクハラ疑惑などに関し「うみを出し切る」と語ったことを踏まえ、「政権の土台が腐ってきているので、うみが出ている。首相そのものがうみの親ではないか」と強調。共産党の志位和夫委員長は記者会見で、麻生氏について「単なる任命責任だけでなく、セクハラ疑惑の対応で被害者の人権と尊厳を踏みにじるような対応をした」と批判した。

 自民党の石破茂元幹事長も、自身の派閥会合で「官僚に責任を押し付けることなく、われわれとしてどう受けとめるかをよく認識していかねばならない」と語り、政治家が責任を取る必要性に言及した。別派閥の幹部は政府で次々と問題が起きる状況に「底無し沼だ」と語った。

 菅義偉(すがよしひで)官房長官は同日の記者会見で、麻生氏について「(森友学園問題の財務省による)文書書き換えに関する調査などを徹底して進め、全容が明らかになった時点で再発防止策を徹底し、財務省の信頼回復に努めてほしい」と話し、現時点で辞任の必要はないとの考えを示した。

 

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