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【政治】

野党、麻生氏発言を追及 セクハラ疑惑 福田次官が辞職

福田淳一氏

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 セクハラ疑惑を報じられた福田淳一財務次官の辞任について、政府は二十四日の閣議で承認した。福田氏はセクハラを否定しているため、財務省は処分を先送りした上で、約五千三百万円の退職金の支払いを留保した。野党は処分なしの辞職に批判を強め、麻生太郎財務相の辞職を求めた。

 財務次官の任期途中の辞職は二十年ぶり。同省では、次官級の三人のうち二人が不在という異例の事態となる。次官の職務は矢野康治官房長が代行する。

 福田氏を処分しない理由について、麻生氏は閣議後記者会見で「本人が否定する中で週刊誌の報道だけでセクハラ認定して処分するのはいかがなものか」と主張。さらに「(福田氏が女性に)はめられて訴えられているのではないかとかいろいろ意見がありますから」と述べた。自身の辞職の考えについては否定した。

 被害女性を侮辱するような麻生氏の発言に対し、野党がこの日に二回開いた合同ヒアリングでは、「加害者の側に立っている。第二のセクハラだ」などの批判が相次いだ。

 一方、自社の女性社員が福田氏のセクハラ被害に遭ったと公表したテレビ朝日の角南(すなみ)源五社長は同日の定例会見で、女性社員が福田氏との会話を録音したことについて「身を守るためで、不適切だとは考えていない」と述べた。

 週刊新潮に訴えたことは「取材活動で得た情報も含まれた録音データも渡す結果になったことは遺憾」とした。

 福田氏は十八日、「職責を果たすのが困難だ」として辞任の意向を表明した一方、セクハラを否定した。財務省は顧問弁護士による調査を継続し、懲戒処分相当と判断された場合、退職金を減額する。 (白山泉)

 

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