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【政治】

加計問題 柳瀬氏、面会認める方向 与党、参考人招致調整

柳瀬唯夫元首相秘書官

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 学校法人「加計学園」の獣医学部新設を巡り、柳瀬唯夫元首相秘書官(現経済産業審議官)が学園関係者と首相官邸で面会していたと国会答弁で認める方向となったことが二日、分かった。与党関係者が明らかにした。これまでの「記憶の限りでは会っていない」との答弁を事実上修正する。与党は柳瀬氏が説明する機会として、来週以降の衆参両院予算委員会での参考人招致を想定している。野党側は疑惑追及へ審議復帰の検討に入った。

 柳瀬氏が面会を認めれば、獣医学部新設が「加計ありき」だったと主張する野党が勢いづく。安倍晋三首相らの説明責任が改めて問われそうだ。

 立憲民主党の辻元清美国対委員長は「なぜ、首相の側近が官邸で学園関係者らと会えたのか。首相の関与も含めて疑惑はますます深まった」と記者団に語った。

 同時に「早く追及した方がいいので、どこで折り合えるか他の野党と相談したい」と審議復帰を検討する考えを示した。

 加計学園問題を巡っては、愛媛県側作成の文書に二〇一五年四月二日の柳瀬首相秘書官(当時)との面会記録が記され、「首相案件」との発言が残されていた。文部科学省、農林水産省からも面会に関する記録が見つかった。こうした経緯から、与党側は否定するのは困難との判断に傾いた。

 柳瀬氏と愛媛県や今治市側との面会に関し、自民党幹部は取材に「面会客の中に県関係者が交じっていて気付かなかったのであれば、柳瀬氏がうそをついたことにはならない」と指摘した。

 与党は四月に柳瀬氏の予算委への参考人招致を野党側に提案。だが立民など六野党は、昨年七月に柳瀬氏が参考人招致で「記憶はない」と繰り返したのを踏まえ、偽証などが刑罰対象となる証人喚問を要求。国会審議を拒否する状態が続いている。

 

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