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【政治】

柳瀬氏面会 首相「知ったのは今月」 政務秘書官 昨年7月に把握

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 学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設を巡り、柳瀬唯夫元首相秘書官が学園関係者と面会していたことを、政務担当の今井尚哉首相秘書官が昨年七月の時点で把握しながら、安倍晋三首相は今月初めまで報告を受けなかった、と説明している。野党は、柳瀬氏と加計学園の面会についてただしてきたが、政府は答弁を避け続けてきた。

 柳瀬氏は十日の参考人招致で「学園の事務局の方、専門家の方から話を伺った記憶はあると、昨年七月の(国会の)集中審議の前には今井氏に答えた」と語り、面会の事実を伝えたことを明らかにした。

 今井氏は現在六人いる首相秘書官のうち唯一の政務担当で筆頭格。第一次政権から秘書官を務める側近中の側近だ。首相は、今井氏から初めて報告を受けたのは今年の大型連休中の五月初めだったと、十四日の参院予算委員会で説明した。今井氏が報告しなかった理由については、首相は「私と柳瀬氏と口裏を合わせることはあってはならないので、伝えない方がいいだろうということだった」と語った。

 昨年七月以降の国会では野党議員が柳瀬氏と学園関係者の面会について確認を求めていたが、官邸内で政務の首相秘書官が事実を知りながら、首相らは説明してこなかった。国民民主党の今井雅人氏(当時希望の党)の質問に対し、昨年十一月には首相が、今年三月には内閣官房審議官がそれぞれ答弁したが、いずれも学園関係者については直接言及しなかった。 (我那覇圭)

 

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