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【政治】

加計・学部新設 官邸幹部がこぞって関与か 首相、秘書官、副長官…

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 加藤勝信厚生労働相は二十二日の記者会見で、加計(かけ)学園の獣医学部新設に関する愛媛県文書に指摘があった、二〇一五年二月の学園関係者との面会について、「二月十四日に、地元事務所に事務局長が来た」と認めた。同県文書によると、安倍晋三首相に、首相秘書官だった柳瀬唯夫・経済産業審議官、官房副長官だった加藤氏と、一五年当時に首相官邸にいた主要幹部がこぞって学部新設に関与していたことになる。

 文書には、愛媛県今治市が加藤氏と学園との面会の様子を説明し、加藤氏が獣医学部新設について「日本獣医師会の強力な反対運動がある」などとコメントしたことが記載されている。

 加藤氏は二十二日の会見で、学園側から「獣医学部の件について、これまで非常に努力してきているが、実現に至っていないという話をされた」と語った。学部新設の働きかけや首相への報告については、同日の参院厚労委員会で「具体的な要請はなく、私限りで聞いた」と否定した。一連の文書には、首相が学園理事長と会い、学部新設を目指す方針を聞いて「いいね」と応じたことや、柳瀬氏が「新設の話は総理案件になっている」と説明したことも記されている。 (篠ケ瀬祐司)

 

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