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【政治】

参院6増案、自民了承 一部に拘束名簿式 党内に異論も

 自民党は六日午前、来年夏の参院選から適用する方針の参院選挙制度改革案について、関係会議で了承した。今国会への公職選挙法改正案の提出、成立を目指す。ただ、出席者からは定数六増を伴うことへの懸念が相次ぎ、国民に丁寧な説明を求める意見が出た。

 改革案では、埼玉選挙区の定数を二増。「鳥取・島根」「徳島・高知」の合区は維持する。これに伴い、二〇一六年の前回参院選で最大三・〇八倍だった「一票の格差」を二・九八五倍に抑える。比例代表は定数を四つ増やした上、一部についてはあらかじめ定めた順位に従って当選者を決める「拘束名簿式」を選択できるようにする。

 党の選挙制度改革問題統括本部・選挙制度調査会の合同会議では、小泉進次郎筆頭副幹事長が定数増に対して「国民にどう映るのか」と疑問を呈したほか、明確に反対する意見もあった。

 逢沢一郎・選挙制度調査会長は「(党としては)憲法改正して合区を解消するのが基本ラインだが、物理的、時間的に間に合わない」と記者団に語った。

 公明党も同日午前の党政治改革本部で自民党案を検討したが、結論は出さなかった。 (生島章弘)

 

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