東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 政治 > 紙面から > 6月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【政治】

日米韓、非核化へ連携 軍事演習中止 河野氏「北次第」

 【ソウル=大杉はるか、境田未緒】河野太郎外相、ポンペオ米国務長官、韓国の康京和(カンギョンファ)外相は十四日午前、ソウルの韓国外務省で会談した。ポンペオ氏は会談後の共同記者会見で「日米韓は今後も、朝鮮半島の完全で検証可能、不可逆的な非核化(CVID)にコミットする」と強調した。

 会談で、ポンペオ氏は十二日の米朝首脳会談の内容を河野、康両氏に説明。金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長が約束した「完全な非核化」に向け日米韓三カ国が連携して取り組むことを確認し、具体的な進め方について意見を交わした。

 ポンペオ氏は記者会見で「正恩氏は非核化が迅速に行われる必要性を理解している」と指摘。非核化の方法に関し「検証が極めて重要で迅速に完全な形で達成できるように進める」と語った。国際社会による経済制裁は「北朝鮮が完全な非核化を達成したときにのみ解除される」と強調した。

 河野氏は、トランプ米大統領が表明した米韓軍事演習の中止について「非核化に向けた北朝鮮の行動次第だ」と語った。康氏は「米韓同盟の観点で軍当局で話して決める」と指摘した。

 三者会談に先立ち、ポンペオ氏は韓国大統領府で文在寅(ムンジェイン)大統領と会談した。米朝首脳会談の結果を文氏に報告し、今後の対応や米韓合同軍事演習の中止について協議したとみられる。

 文氏は会談の冒頭、米朝首脳会談について「全世界にとって戦争や核、長距離ミサイルの脅威から抜け出せるようにした」と強調。「歴史的な偉業だ」と称賛した。ポンペオ氏は「文大統領が南北首脳会談を成功させていなかったら、米朝首脳の出会いもなかった」と文氏の功績をたたえた。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報