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【政治】

自民、参院6増法案提出 今国会で押し切り成立の構え

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 自民党は十四日、参院定数を六増する公職選挙法改正案を参院に提出した。今国会で成立を目指す。主な野党は「党利党略の案だ」などと反対している。議員選出のルールを定める選挙制度改革は、与野党の幅広い合意形成を図るのが一般的。自民党は事実上、与党だけで押し切ろうとする異例の構えを取った。公選法改正案は自民党と参院会派「無所属クラブ」の共同提出。公明党は提出者に名を連ねなかったが、賛成する見通しだ。 (生島章弘)

 改正案は「鳥取・島根」「徳島・高知」の合区を維持した上で、議員一人当たりの有権者数が最も多い埼玉選挙区の定数を二増やし、「一票の格差」を三倍未満に抑制。比例代表の定数も四増やし、あらかじめ定めた順位に従い当選者を決める「拘束名簿式」を一部導入できるようにする。

 法案提出に先立ち、参院各会派は伊達忠一議長の呼び掛けで国会内に集まり、前日に続いて自民党案への対応を協議したが、与野党の溝は埋まらなかった。複数の野党が反対意見を踏まえた議長あっせん案の提示を求めたのに対し、伊達氏は今国会の会期末が迫っていることを理由に拒否。「今後の議論は法案審議の中で行ってほしい」と野党に通告した。

 国民民主党の大塚耕平共同代表は記者会見で「議長が(協議を)打ち切ったことは大いに遺憾だ。地方議会も大きく定数を減らしている中、国会だけ増やすのは理解されない」と語った。

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