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【政治】

カジノ法案が衆院通過 与党、今国会成立目指す

IR整備法案を賛成多数で可決した衆院本会議=19日午後2時12分、国会で

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 安倍政権が成長戦略に掲げるカジノを含む統合型リゾート施設(IR)整備法案は十九日の衆院本会議で、自民、公明両党と日本維新の会などの賛成多数で可決され、衆院を通過した。与党は今国会で成立させるため、二十日までの会期を延長させた上で、週内にも参院での審議入りを目指す。立憲民主などの野党は徹底抗戦の構えで、与野党の論戦はさらなる激化が必至だ。

 菅義偉(すがよしひで)官房長官は記者会見で「法案の内容について引き続き、しっかり国会で説明していきたい」と強調した。

 採決前の討論で、自民党は「観光立国を目指すには国際会議場を含むIRが必要。カジノはその一部で全体の収益を支える」と意義を説明。これに対し、立民はIRの経営を外資系企業が担う可能性が高いとし「悪法をつくってまで外資に金を貢ぐ必要はない。日本には歴史、文化など観光振興の条件がそろっている」と指摘した。

 本会議に先立ち、野党六党派の国対委員長らは大島理森衆院議長を国会内に訪ね、IR整備法案などの成立を目的とした今国会の会期延長に反対の意向を伝えたが、大島議長は事実上拒否した。

 法案は、カジノを刑法の賭博罪の適用対象から外し解禁することが柱。IRの整備は当面、全国で最大三カ所とし、最初の区域認定後に七年が過ぎてから見直すことなどを盛り込んだ。

 

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