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【政治】

愛媛知事「謝罪より説明責任」 加計氏に求める

取材に応じる愛媛県の中村時広知事=20日、愛媛県庁で

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 愛媛県の中村時広知事は二十日、学校法人「加計(かけ)学園」の加計孝太郎理事長が、獣医学部新設を巡る県文書に記載された安倍晋三首相との面会を否定したことについて「記憶の中での話なので、それを明確にする何かがあった方がいいのではないか」と述べ、事実を裏付ける証拠を求めた。県庁で記者団の取材に応じた。

 中村知事は、十九日に記者会見した加計氏の説明について「もやもやした感じが残る」と指摘。県に直接謝罪に訪れるとの意向を示したことには「もう謝罪は受けているので、説明責任を果たすことを最優先する方がいい」と話した。

 学園の基本姿勢に対しても「私学助成金を受け取る立場を踏まえて、しっかりやることが学校のためになる」と注文を付けた。

 加計氏は、一連の問題発覚後初めて開いた会見で、県文書に記載された二〇一五年二月の首相との面会について「記憶にも記録にもない」と否定。学園側が県に誤った情報を伝えたとして謝罪し、給与の一部を自主返納するとした。

◆加計氏の会見は「うその上塗り」 前川氏が批判

 前文部科学事務次官の前川喜平氏は二十日、加計理事長が十九日の記者会見で、愛媛県今治市での獣医学部新設を巡って安倍晋三首相との面会を否定したことに対し「うそをうそで塗り固めた上に、さらにうその上塗りをしたものにほかならない」と厳しく批判した。

 代理人弁護士を通じてコメントを発表した。

 前川氏は、愛媛県が作成した文書を根拠に「二〇一五年二月二十五日の面談とその後の会食の際、安倍首相と加計理事長が獣医学部新設について話し合っていたことは決定的に明らかだ」と主張。この文書の内容を覆すような反証は「何ら示されていない」とした。

 

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