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【政治】

トモダチ女性リーダーを育成 3.11契機 日米交流事業

トモダチ女性リーダーシッププログラムに参加する女子学生ら=10日、東京都千代田区で

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 公益財団法人の米日カウンシルと在日米大使館が共催する女子大生対象のキャリア人材育成事業「トモダチ女性リーダーシッププログラム」が開始五年で二百人超の参加者を迎え、定着しつつある。東日本大震災で米軍と自衛隊が被災地での人道支援で協力した「トモダチ作戦」を機に始まった交流事業の一環だ。米日カウンシルのアイリーン・ヒラノ・イノウエ会長(69)は「日米の若者は交流を通じチャンスをつかみ、自信をつけている」と語る。

 報告会が今月十日、東京都内で開かれ、五年目のプログラムに参加した五十人が集まった。「IT化が進む社会で、信頼関係こそが重要になる」「リーダーには多文化への理解や、人の話に耳を傾けることが必要だ」と、十年後に求められる能力などについて英語で発表した。

 プログラムは二〇一三年秋にスタート。米国滞在を含め計十カ月間で同世代の仲間と語り合い、進路を探る。女性社会人「メンター(指導役)」が一人ずつ付き、きめ細かく助言する米国流だ。参加者は五年間で計二百十九人に上る。

 早稲田大二年の小田歩美さん(20)は「社会に出たらどんな活躍ができるかに興味があり参加した。プログラムを通じ他人と働くイメージができた」と手応えを話す。イノウエ氏は「多くの人たちが本当のトモダチになっていくことが何よりうれしい」と目を細める。

 日米の若者が交流する「トモダチ・プログラム」には「女性リーダーシップ」を含め計二百五十五件に六千七百人超が参加している。 (柚木まり)

 

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