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【政治】

自民・二階幹事長が発言 産まない方が幸せ「勝手な考え」

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 自民党の二階俊博幹事長は二十六日、少子化問題に関し「戦中、戦後の食うや食わずの時代も、子どもを産んだら大変だから産まないようにしようと言った人はいない。この頃、子どもを産まない方が幸せじゃないか、誇れるんじゃないかと勝手なことを自分で考える(人がいる)」と語った。東京都内で行われた政治評論家との対談で、聴衆の質問に答える形で発言した。不適切な発言と指摘される可能性がある。

 自民党を巡っては、加藤寛治衆院議員が五月、新婚夫婦に三人以上の子どもを産むよう呼び掛ける発言をしたとして、批判されたばかり。二階氏は「国全体が、この国の一員としてお互いにこの国を持っているのだから、皆が幸せになるためには子どもをたくさん産んで国も栄えていく方向へいくように、皆がしようじゃないか」と話した。

 生活水準についても「食べるに困るようなうちは今はない。こんな素晴らしい幸せな国はない」と指摘した。厚生労働省の二〇一六年国民生活基礎調査では、一五年時点の「子どもの貧困率」は13・9%。七人に一人の子どもが経済的に苦しい家庭で暮らしており、先進国の中で高水準となっている。 (中根政人)

 

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