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【政治】

北非核化へ連携確認 日米防衛相会談、拉致に言及

 小野寺五典防衛相は二十九日午前、マティス米国防長官と防衛省で会談した。北朝鮮の核兵器をはじめとした全ての大量破壊兵器、あらゆる射程の弾道ミサイルの完全、検証可能で不可逆的な廃棄を実現するため、日米が国際社会と連携して取り組むことで一致した。両氏は、洋上で物資を積み替える北朝鮮の「瀬取り」の取り締まりを継続することも確認した。

 会談では、八月に予定していた米韓合同指揮所演習の中止について、マティス氏が「北朝鮮問題に、平和的解決をもたらすための決定だ」と説明。小野寺氏は理解を示した。中国が領有権を主張する沖縄県・尖閣諸島に、米国による対日防衛義務を定めた日米安全保障条約第五条が適用されることも再確認した。

 マティス氏は会談後の記者会見で、日本人拉致問題について「重要性は認識している。人道的な課題だ」と協力する姿勢を示した。

 小野寺氏は会談冒頭で「北朝鮮の問題について現在行われている外交的取り組みを支えるため、何を行うべきか日米で認識を擦り合わせたい」と指摘。マティス氏は「われわれは信頼する同盟国として緊密に協議している」と応じた。

 マティス氏はこの後、安倍晋三首相と官邸で会談した。首相は「日米同盟は今までになく強固だ。自由で開かれたインド太平洋を実現するため、緊密に連携したい」と話した。マティス氏は「朝鮮半島の非核化に向け、米国は日本とともにある」と応じた。

 

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