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【政治】

五輪の20年 サマータイムを 暑さ対策で組織委、首相に要望

 二〇二〇年東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長は二十七日、官邸で安倍晋三首相と会談し、大会中の暑さ対策として、国全体で夏場だけ時計の針を一〜二時間進めるサマータイム(夏時間)制度の導入のための法整備を要望した。会談後、記者団の取材に応じた森氏によると、首相は「一つの解決策かもしれない」と述べた。

 組織委は選手や観客らを暑さから守るため、路上競技の時間を可能な限り早朝に設定。マラソンは午前七時、男子50キロ競歩は午前六時にスタートする日程で国際オリンピック委員会(IOC)の承認を受けた。会談に同席した組織委の武藤敏郎事務総長は「(気温が)四〇度を超える前提にはなっていなかった。深刻度を非常に強く認識した」と、連日の猛暑で抜本的な対策が必要と判断したことを明らかにした。

 武藤氏は、二〇年だけの限定的な措置を要望したとする一方で「低炭素社会実現のきっかけになるなら、大会のレガシー(遺産)として極めて重要なものになる」とも述べた。

 競技時間をさらに前倒しすることは、未明から準備に取り掛かる選手、スタッフの負担が大きく、難しいとの見解を示した。

 サマータイムは〇五、〇八年にも導入を要望する議員連盟の動きがあったが、実現しなかった。森氏は以前から暑さ対策にサマータイム導入が有効との考えを示していた。

 

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