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【政治】

辺野古「土砂投入を阻止」 「県民愚弄」反対派が大規模抗議

護岸工事の現場近くでにらみ合うカヌーに乗った反対派と海上保安官=4日午前、沖縄県名護市の辺野古沿岸部で

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 米軍普天間(ふてんま)飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古(へのこ)への移設に反対する市民らが四日、政府が十七日にも予定する辺野古沖での土砂投入を阻止しようと、埋め立て予定海域周辺に色とりどりのカヌー約四十艇、小型船数隻を出して大規模な抗議活動を展開した。

 海上では「STOP!埋め立て」と書かれたプラカードを掲げ「違法工事やめろ」と声を上げる反対派と、立ち入り制限区域からの退去を求める海上保安庁などの船がにらみ合った。

 反対派は、埋め立て海域には移植対象の希少サンゴが見つかっている上、護岸の一部は軟弱地盤だと反発。翁長雄志(おながたけし)知事は先月二十七日、前知事による埋め立て承認の撤回手続き開始を表明したが、土砂投入より前の撤回を決定するよう求めている。

 県は撤回に向け、防衛省沖縄防衛局から弁明を聞く聴聞を九日に実施すると通知した。沖縄防衛局は九月三日以降に延期するよう求めている。

 抗議に参加した名護市の大工、山崎亨さん(49)は「サンゴなどの生物を守るためにも土砂投入は絶対阻止しなければ。知事には投入前の撤回を一刻も早くやってもらいたい」と話した。名護市の自営業山口陽子さん(54)は「安倍政権は県民を愚弄(ぐろう)している。聴聞延期を求めるなら土砂投入時期も遅らせるべきだ」と憤った。

 

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