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【政治】

「多様な社会」実現訴え 野田聖氏、総裁選へ政策集

 九月の自民党総裁選への立候補を目指す野田聖子総務相は五日、地元・岐阜市で総裁選に向けた政策集を発表した。女性や高齢者、障害者らが多様性や個性を発揮できる仕組みを早急に実現すべきだと強調。経済では、高成長を前提とした景気対策や金融緩和など安倍晋三首相が進める「アベノミクス」政策からの転換を訴えた。

 野田氏が首相になった際に打ち出していく主な政策をまとめた。タイトルは「みらいを、つかめ」。CCCメディアハウス(東京)から八日に発売される。

 女性らが活躍するための仕組みとして、両親合わせて二年間の育児休業、二歳児から全員入園などを具体的に提言。女性活躍と幼児教育を一元的に所管する「女性活躍・子供・家庭庁」の創設も盛り込んだ。

 安倍首相が総裁選の争点とした改憲については「未来志向の観点から検討が深められるべきだ」とし、具体的項目に触れなかった。政策集発表後の記者会見では「土台から議論しなければならない」と語り、早期の改憲に疑問を挟んだ。

 野田氏は、金融庁の情報公開を巡る情報漏えい問題の影響などで、総裁選立候補に必要な推薦人(国会議員二十人)の確保にめどが立っていない。 (坂田奈央)

◆野田氏の政策集骨子

【社会】

・女性や高齢者、障害者、地方の個性や多様性発揮

・両親合わせて2年間の育児休業、2歳児から全員入園などの制度導入

・「女性活躍・子供・家庭庁」の創設

・選択的夫婦別姓を実現

【経済】

・高速道路「定額制」検討

・異次元の金融緩和や名目3%成長を前提とした景気対策の見直し

【外交・エネルギー】

・日朝首脳会談の早期実現

・地元同意が得られた原発は再稼働していくべきだが、割合は引き下げ

【憲法】

・新しい憲法を考えることは極めて重要な課題。「未来志向の観点」から検討

 

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