東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 政治 > 紙面から > 8月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【政治】

高校生平和大使演説、政府が実施要請せず 派遣団体要望見送り

 【ジュネーブ=共同】毎年八月にジュネーブ軍縮会議を訪れ、核兵器廃絶を訴えている日本の高校生平和大使の会議場での演説について、今年は日本政府が軍縮会議事務局に実施を要請しなかったことが十五日、分かった。派遣団体が要望を見送ったのが理由。外交筋が明らかにした。

 平和大使は二〇一四年から三年連続で軍縮会議で演説したが、一七年は中国などの反対で断念した。

 平和大使を派遣している「高校生平和大使派遣委員会」の担当者は「日本政府が高校生に意見表明できる機会をきちんと設けるとのことで要望は見送った」と説明した。

 平和大使は二十七日、軍縮会議日本政府代表部(ジュネーブ)主催のレセプションで各国外交官らを前にスピーチする予定。

 外交筋によると、中国などは、軍縮会議は政府間交渉の場であり、非政府組織(NGO)の参加は原則認められず「特別扱いできない」との主張を崩していない。

 平和大使は毎年、被爆地の広島や長崎を中心に各地から公募して選出され、今年は二十人が二十八日、各地で集めた約十一万人分の核廃絶署名を軍縮会議事務局に手渡す予定。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報