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【政治】

自民党総裁選 首相、議員票8割固める 共同通信調査 石破氏伸び悩む

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 今月二十日に投開票される自民党総裁選に向け、共同通信社は一日までに投票権を持つ党所属国会議員四百五人の支持動向を調査した。安倍晋三首相(総裁)が全体の約八割に当たる三百三十六人を固め、石破茂元幹事長は四十六人と伸び悩んだ。七月下旬時点の前回調査に比べ、首相、石破氏はそれぞれ二十人以上増やした。石破氏が逆転するには地方票(党員・党友票)の八割超が必要で、首相の連続三選が有力な情勢が続いている。

 告示を七日に控え、両陣営は地方票の獲得争いを激化させた。首相は徳島市での党県連会合で、訪日外国人旅行者が増えたことに触れ「地方を良くするエンジンとして観光が大きな力になる」と実績を強調した。石破氏は福島県白河市の女性リーダー向けの集会で「地方に雇用と所得、かつてのにぎわいを取り戻さないと日本は持たない」と訴えた。

 総裁選は議員票(四百五票)と地方票(同)の計八百十票で勝敗を決する。野田聖子総務相の不出馬で両陣営への色分けが進み、未定や不明の議員は残り二十三人となった。

 首相の支持議員には、長期政権の実績への評価に加え、今後の内閣改造や党人事をにらんで勝ち馬に乗りたい心理も働く。党内七派閥のうち細田、麻生、岸田、二階、石原の五派閥(計二百五十七人)を確保した。

 事実上の自主投票となった竹下派は、衆院側(三十四人)の額賀福志郎元財務相ら二十四人、参院側(二十一人)の佐藤正久外務副大臣ら四人を取り込んでいる。無派閥議員七十三人のうち五十一人を押さえた。

 石破氏は「安倍一強」体制やアベノミクスと距離を置く議員や党員の引き寄せを狙う。石破派(二十人)に上乗せする形で竹下派衆院側から竹下亘総務会長ら五人、同派参院側から尾辻秀久元参院副議長ら十七人が加わった。無派閥議員では渡海紀三朗元文部科学相ら四人が推す。

 態度未定や不明には小泉進次郎筆頭副幹事長ら無派閥十八人と竹下派衆院側の五人が含まれる。

 

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