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【政治】

安倍政権の総括必要 自民総裁選

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<解説> 七日に告示された自民党総裁選では、二〇一二年十二月末の第二次安倍政権の発足以来、五年八カ月の安倍政治と、改憲の行方が問われる。安倍晋三首相(自民党総裁)と石破茂元幹事長による一騎打ちは、自民党の政権復帰後、初めての本格的な党内論争となる。 

 アベノミクスで暮らしは豊かになったのか。国会で説明責任は果たしてきたのか。官邸主導の政治手法の功罪は−。事実上、首相を選ぶ選挙に名乗りを上げた以上、安倍、石破両氏は、党所属国会議員や党員らに限らず、広く国民に向けて五年八カ月を総括する責任がある。

 憲法を巡っては、両氏の立場は大きく異なる。

 首相は九条への自衛隊明記を「政治家の責務」とし、改憲原案を秋に想定される臨時国会に提出する目標を明示。改憲の加速化を狙う。石破氏は自衛隊について「国民の圧倒的多数は合憲と認めている」と九条改憲の緊急性を否定。社会保障改革や雇用の安定、所得の増大こそが最優先課題と主張する。優位に立つ首相が圧勝するかどうかが、今後の改憲論議を左右する。

 北海道の地震で、七日に予定されていた共同記者会見などは延期された。被災地での人命救助や生活再建の課題と同時並行の総裁選となるが、国のあり方を定める憲法にどう向き合うかは政治の根幹だ。両氏の丁寧な説明が求められる。 (篠ケ瀬祐司)

◆石破氏の推薦人

 石破茂元幹事長の推薦人名簿は次の通り。(敬称略、かっこ内は派閥と選挙区)

 【衆院】古川禎久(石破派、宮崎3)、村上誠一郎(無派閥、愛媛2)、中谷元(無派閥、高知1)、渡海紀三朗(無派閥、兵庫10)、橘慶一郎(無派閥、富山3)、伊藤達也(石破派、東京22)、田村憲久(石破派、三重1)、赤沢亮正(石破派、鳥取2)、平将明(石破派、東京4)、福山守(石破派、比例四国)、田所嘉徳(石破派、茨城1)、神山佐市(石破派、埼玉7)、冨樫博之(石破派、秋田1)

 【参院】尾辻秀久(竹下派、鹿児島)、石井準一(竹下派、千葉)、松村祥史(竹下派、熊本)、青木一彦(竹下派、鳥取・島根)、島田三郎(竹下派、島根)、舞立昇治(石破派、鳥取)、中西哲(石破派、比例)

◆安倍氏の推薦人

 安倍晋三首相の推薦人名簿は次の通り。(敬称略、かっこ内は派閥と選挙区)

 【衆院】甘利明(麻生派、神奈川13)、石原宏高(石原派、東京3)、衛藤征士郎(細田派、大分2)、遠藤利明(無派閥、山形1)、大岡敏孝(二階派、滋賀1)、坂本哲志(石原派、熊本3)、平沢勝栄(二階派、東京17)、堀内詔子(岸田派、山梨2)、宮腰光寛(岸田派、富山2)、渡辺博道(竹下派、千葉6)

 【参院】橋本聖子(細田派、比例)、青山繁晴(無派閥、比例)、有村治子(麻生派、比例)、佐藤正久(竹下派、比例)、高階恵美子(細田派、比例)、柘植芳文(無派閥、比例)、塚田一郎(麻生派、新潟)、羽生田俊(細田派、比例)、三木亨(二階派、徳島)、水落敏栄(岸田派、比例)

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