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【政治】

車いす傍聴「見やすく」 参院本会議場、スペース拡充

参院本会議場の傍聴席に新たに設置された車いすスペースを見学する工藤登志子さん(手前)と白井誠一朗さん=27日、国会で

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 参院本会議場の傍聴席に新たな車いすスペースが完成し、二十七日、障害者団体のメンバーらが見学した。十月下旬に召集される見通しの秋の臨時国会から利用できる。車いすスペースは従来、正面の最後列に四席分あったが、手すりや柱が視界の妨げになるとして、障害者団体が「もっと見やすくなるよう改善してほしい」と要望。参院が本年度の改修計画に盛り込んでいた。 (坂田奈央)

 新スペースは演壇に向かって左側にある外交官席の最後列。一部の座席を取り外し、車いす四台が入れるようにした。既存スペースと比べて勾配が緩やかで、目の前に手すりがなく、視界が開けている。

 この日、見学したのは「障害者インターナショナル(DPI)日本会議」の白井誠一朗さんと「自立生活センターSTEPえどがわ」の工藤登志子さん。ともに今年五月、改正バリアフリー法を審議した本会議を既存スペースで傍聴し「あまりに見にくい」と感じたという。

 工藤さんは新スペースについて「圧迫感がなく、とても見やすくなった」と話した。

 参院によると、既存スペースは「車いすの国会議員」として知られた八代英太元郵政相が初当選した翌年の一九七八年に設けた。新たな設置は約四十年ぶりで、既存スペースと併用していく。

 

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