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【政治】

米中摩擦「是正策を」 首相、習主席に促す

 【ブエノスアイレス=後藤孝好】安倍晋三首相は十一月三十日、中国の習近平国家主席と会談した。安倍首相は、米中の貿易摩擦に関して「問題の根本的な解決には、中国が具体的な措置を講じることが重要だ」と述べ、知的財産権の保護や中国側による強制的な技術移転などについて是正策を取るよう促した。

 一方で安倍首相は「来年には習主席を日本にお迎えし、首脳同士の間断のない相互往来を通じて、政治や経済、文化などあらゆる分野の交流、協力を一層発展させていきたい」と表明。習主席も「安倍首相とともに日中関係発展のため、政治的指導力を発揮し、新たなエネルギーを注いでいきたい」と関係改善に意欲を示した。

 中国政府が東京電力福島第一原発事故をきっかけに実施している食品輸入規制に関しては、安倍首相は新潟県産米への輸入停止措置が解除されたことを歓迎。規制が続いている他の日本産食品についても早期に解除するよう要請した。

 自由で公正な貿易の促進に向けては、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の交渉の早期妥結を目指し、日中が連携していくことを確認。日中韓自由貿易協定(FTA)交渉を加速させることでも一致した。

 

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