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【政治】

中山恭議員、離党当日2億円移転 こころ支部から自身団体へ

中山恭子参院議員

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 日本のこころ代表だった中山恭子参院議員が同党を離党した昨年九月二十五日に、代表を務めていた「日本のこころ参院比例第二支部」から約二億一千万円を自らの政治団体に移していた。支部は翌日解散した。二〇一七年分の政治資金収支報告書から一日分かった。中山氏は現在、希望の党顧問。

 原資のほとんどは国費である政党交付金。政党助成法は、党や党支部が解散した場合は交付金を国に返還するよう定めている。支部解散前日の資金移転は法に抵触しないとはいえ、法の趣旨を逸脱しているとの批判が上がりそうだ。

 中山氏は昨年九月二十四日に小池百合子東京都知事と会談し、小池氏が設立する新党への参加を表明。翌二十五日、こころを離党し、旧希望の党結成に参画した。

 同日中に支部から、いずれも中山氏が代表の政治団体「経綸の会」に一億七千万円、資金管理団体「国想い夢紡ぐ会」に四千二百三十二万円を寄付した。支部は残金ゼロとなり、二十六日に解散した。

 経綸の会からは衆院選直前の十月四日に、中山氏の夫で落選中の成彬氏の資金管理団体に二千万円が寄付されていた。成彬氏は旧希望の比例九州ブロックで当選した。

 日本のこころ参院比例第二支部の収入の99%が党本部からの寄付。党本部は収入の94%を政党交付金に依存している。日本のこころは衆院選で政党要件を失い、今年十一月、自民党に吸収合併された。

 

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