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【政治】

山梨知事選告示 統一選・参院選の試金石

 十日告示された山梨県知事選(二十七日投開票)の行方は、四月の統一地方選や夏の参院選など「選挙イヤー」の試金石となる。自民党は二階俊博幹事長らが応援に入り自公推薦候補の必勝を期すが、結束を不安視する声がある。立憲民主、国民民主両党は、推薦した現職の意向を踏まえて静観する構えだ。

 「選挙の年の幕開けは大切な一年を占い、行方を左右する。最後まで一致結束、頑張ろう」。自民党の岸田文雄政調会長は十日、同県昭和町で行われた推薦候補の出陣式でこう呼び掛けた。式では、安倍晋三首相の「栄冠を勝ち取れるよう祈念する」との異例のメッセージも紹介された。

 選挙期間中、自民党は二階氏や甘利明選対委員長、萩生田光一幹事長代行らの現地入りを予定。推薦候補が籍を置く二階派は既に所属議員や秘書を大量投入している。

 今年は統一選と参院選が重なり、四月には衆院補欠選挙もある。衆参同日選も取り沙汰され、自民党幹部は「選挙イヤーの出だしからつまずいたら最悪」と語る。知事選について、首相は七日の党役員会で「勝ち抜いて勢いを付けたい」と強調。同日の別会合で同席した公明党の山口那津男代表には「協力をお願いします」と直談判した。

 ただ、自公推薦候補は過去に衆院選山梨2区で岸田派議員と激戦を展開。岸田氏側近は「うちはかいがいしいくらいに頑張っている」と話すが、二階派幹部は「衆院選のしこりを引きずっている」と漏らす。

 一方、元民主党衆院議員の現職は、立民、国民両党の推薦は得たものの、保守層への浸透を狙って「県民党」を旗印にし、政党色を薄める戦略を取る。このため、立民の枝野幸男、国民の玉木雄一郎両代表が応援に入る予定はないという。

 ◇ 

 任期満了に伴う山梨県知事選が十日告示され、立憲民主、国民民主両党の推薦を得て再選を目指す現職と、自民、公明両党推薦の元衆院議員ら三新人の計四人が届け出た。二十七日投開票される。

 立候補したのは、政治団体「明るい民主県政をつくる会」の共産党県委員長花田仁氏(57)=共産推薦、無所属の元参院議員米長晴信氏(53)、無所属の現職後藤斎氏(61)=立民、国民推薦、無所属の元衆院議員長崎幸太郎氏(50)=自民、公明推薦。

◇山梨知事選立候補者(届け出順)

花田仁(はなだひとし)57 共産党県委員長 諸新 =共

米長晴信(よねながはるのぶ)53 (元)参院議員 無新 

後藤斎(ごとうひとし)61 知事 無現<1> =立国

長崎幸太郎(ながさきこうたろう)50 (元)衆院議員 無新 =自公

 

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