東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 政治 > 紙面から > 1月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【政治】

首相の「サンゴ移した」発言 菅氏、誤認指摘に明確回答なし

 米軍新基地建設が進む沖縄県名護市辺野古(へのこ)沖のサンゴを移植したとする安倍晋三首相の発言は、事実誤認との指摘が出ていることに対して、菅義偉(すがよしひで)官房長官は十日の記者会見で、明確な回答を避けた。「環境保全措置にも最大限配慮しながら対応しているという趣旨の発言だろう」と語った。 (妹尾聡太)

 サンゴは現在埋め立てが行われている区域では移植されていない。同県の玉城(たまき)デニー知事は「現実はそうなっていない」と指摘している。

 首相は六日のNHK番組で「土砂を投入するに当たり、あそこのサンゴは移している」と発言した。ただ、事業者の沖縄防衛局が移植したのは、対象とする約七万四千群体のうち、土砂投入している区域とは別区域の九群体にとどまる。

 記者から「首相発言によって、埋め立て区域でのサンゴ移植がなされたとの誤解が広まっている懸念もあるが、修正する考えはあるか」などと問われると、菅氏は「沖縄防衛局が(有識者会議の)環境監視等委員会の指導、助言を得ながら自然環境や住民の生活環境に最大限配慮し、工事を進めている」と答えるにとどめた。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報