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【政治】

メイ氏EU離脱案、安倍首相が全面支持 日英首脳会談

 【ロンドン=沢田千秋】安倍首相は十日、メイ英首相と会談し、英国の欧州連合(EU)離脱を巡り「合意なき離脱はぜひ回避してほしい。世界も強く期待している」として、メイ氏がEUと合意した離脱案を「全面的に支援する」と述べた。

 英下院で審議中の合意案は、与党・保守党議員を含む大差での否決が予想され、メイ氏は十二月の議会承認採決を延期。十五日に採決が予定されるが、否決の場合、関税面などで激変緩和措置がない合意なき離脱の可能性が高まる。

 安倍首相は、英国内の日系企業千社が十五万人の雇用を生んでいるとして「離脱後も日英両国の関係は変わらず一層強化する」と強調。さらなる投資と経済成長のため、離脱後、二〇二〇年末まで、準備のための移行期間を設けるメイ氏の合意案を「英国進出企業の法的安定性を確保しようとしている」と評価し、議会承認に強い期待感を示した。

 メイ氏は「合意なき離脱を避ける方法は唯一、この合意案しかない。EUと協力して問題点を解決し承認を得たい」と応じた。

 両首相はほかに、英国のEU離脱を見据えた日英の自由貿易協定(FTA)交渉や英国の環太平洋連携協定(TPP11)参加の協議、中国の海洋進出を念頭に、インド太平洋地域での安全保障協力の強化などを盛り込んだ共同声明を出した。

 

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