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【埼玉】

秩父の森の恵みでボディーソープ 「樹液生産協同組合」が4月発売

秩父樹液生産協同組合が発売するボディーソープ=秩父市役所で

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 秩父地域の森林再生を手掛ける「秩父樹液生産協同組合」は4月上旬、天然木のキハダからつくったボディーソープを発売する。樹皮に含まれる成分に保湿や加齢臭を抑える効能があるという。秩父の森が生んだ新しい特産品として注目されそうだ。 (出来田敬司)

 商品名は「薬用きはだのボディソープ」。キハダの黄色い樹皮に含まれる「ベルベリン」という成分を利用した。ベルベリンには強い抗菌成分が含まれ、古くから整腸剤や眠気覚ましとして用いられてきた。

 キハダはミカン科の落葉高木で、秩父市大滝や小鹿野町両神などの標高五百メートル以上の山地に自生。これまで活用されることは少なかったが、樹皮にまとわり付くような粘りがある点に着目し、ボディーソープへの応用を図ったという。

 ボディーソープは、日本薬科大(伊奈町)が効能を評価し、丸善製薬(広島県)が加工技術を開発。秩父樹液生産協同組合がマーケティングを手掛けた。同協同組合がキハダを使った商品開発に携わるのは昨年発売した飲料用サイダー以来、二品目となる。

 協同組合の島崎武重郎専務理事は「キハダの抗菌作用は自らを病虫害から守ろうとする働きだ。そうした効能を私たちの生活に生かすことで、秩父の森づくりに役立てたい」と話す。

 容量は三百ミリリットル。価格は未定だが二千五百〜三千円程度を想定している。千本限定。ドラッグストアチェーンの「ユニバーサルドラッグ」(東京都)、物産館「源流郷おおたき」(秩父市)などで販売を予定している。

 

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