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【埼玉】

大学生40人が坂戸市消防団員に 県内初、任務限定の「機能別」

辞令交付式に参加した坂戸市消防団の「大学生機能別団員」の学生たち=坂戸市で

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 坂戸市消防団に市内三大学の学生四十人による「大学生機能別団員」が発足し、坂戸・鶴ケ島消防組合で辞令交付式が行われた。県消防防災課によると、大学生だけの機能別団員が組織されるのは県内で初めてだという。

 機能別団員は、都市化による地域コミュニティーの衰退やサラリーマン層の増加による消防団員(基本団員)の不足に対応するため、特定の活動だけに参加して消防団活動を補完する制度。

 坂戸市の大学生機能別団員は、城西大三十三人、女子栄養大五人、明海大二人。任務は大災害時の避難所運営サポートや救護物資の配布などに限定されている。

 辞令交付式で組合管理者の石川清坂戸市長は「機能別団員での体験をきっかけに、卒業後も地域防災の担い手になっていただくことを期待します」とあいさつ。城西大四年の寺岡優花さん(21)が「誠実に大学生らしく、職務を遂行します」と宣誓した。寺岡さんは女子ソフトボール部所属。「体力には自信があるので、とにかく元気に明るく、災害時には被災者に元気になってもらうように活動したい」と話す。

 明海大歯学部三年の和田剛典さん(20)は「自分のことだけでなく、社会にも目を向けることが大事だと思って応募した」という。

 女子栄養大四年の蔭山彩佳さん(21)は自宅のある千葉県松戸市の消防団にも所属しており「坂戸市でも役に立ちたいと思った」と話していた。 (中里宏)

 

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