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【埼玉】

ドローンで医薬品運搬を実験 ふじみ野市のエンルートラボ社

昨年の実証実験で、カゴを運ぶドローン(浜松市提供)

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 小型無人飛行機(ドローン)の幅広い活用方法を探るため、ドローンの研究開発に取り組むエンルートラボ(ふじみ野市)は、浜松市、浜松医科大との三者で利活用協定を結んだ。十六日に調印式を済ませ、今月下旬には医療分野での活用を視野に入れ、浜松市天竜区で医薬品運搬の実証実験を進める。協定期間は二〇一八年三月まで。

 ドローンは航空法で、市街地や民家が集中する地域での飛行が制限されている。中山間地域では規制が少なく、実験する場所を確保しやすいため、浜松市は昨年度から天竜区で、主に災害時を想定した実証実験を重ねてきた。

 エンルートラボ社は人工知能(AI)産業にも力を入れており、浜松市と浜松医科大と連携することで、三者は医療分野での応用を目指す。浜松市は、この連携を生かしAI産業振興にも力を入れたい考えだ。

 五月の実証実験は、天竜区佐久間町の原田橋の仮設橋が通行止めになり、医薬品を佐久間病院から浦川診療所まで運搬すると想定し、天竜川と大千瀬川の上空約二・一キロを飛行する。地元住民を招待し、理解を深めてもらう。小型機を複数台運用することも検討しているという。

 河川上は、ドローンの飛行許可が得やすく、もし落下したとしても被害を抑えられる利点があり、市は運航ルートとしての利用を目指す。

 佐久間病院と浦川診療所は約六・五キロ離れており、通常は車で十五分ほどだが、通行止めの場合は、迂回(うかい)に約二時間半かかるという。 

  (古檜山祥伍)

 

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