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【埼玉】

県教育長に小松氏 県議会委が同意、不在解消へ

県議会文教委員会で所信表明をする小松氏=県議会議事堂で

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 県議会の文教委員会は二十四日、県教育長に元文部科学省職員の小松弥生氏(58)を充てる人事案を審議し、全会一致で同意した。来月に開会する県議会定例会で、正式に就任が決まる見通し。四月から続いていた教育長不在という異例の事態が、ようやく解消されることになった。

 小松氏は東京都在住で、京都大卒業後に文部省(現文科省)に入省。一九九〇〜九二年度に県教委に出向し、文化庁文化部長や文科省研究振興局長を経て昨年十二月に退官した。

 小松氏はこの日の審議で所信表明を行い「県民の声をよく聴き、各教育現場の状況を的確に把握し、県議会の指導をいただきながら、教育長の職責を果たしたい」と述べた。

 最大会派の自民党県議団には当初、「埼玉の教育関係者から選ぶべきだ」と同意に反対する声もあった。ただ、この日の小松氏への質疑を通じ「埼玉の教育を勉強していて、自分なりの対応策を考えていることが分かった」(小島信昭団長)として、賛成に回った。

 二〇一五年度に始まった新教育委員会制度では、これまでの教育委員長と教育長を統合した新ポスト「教育長」が創設された。小松氏は、県で初めてこのポストに就くことになる。

 上田清司知事は、三月の県議会定例会に小松氏の人事案を提出。しかし、自民が「小松氏の資質や能力を審議する時間がなかった」と主張し、継続審議とされた。このため四月からは、藤崎育子教育委員(50)が教育長の職務代理者を務めてきた。 

  (杉本慶一)

 

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